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正直Sky's The Limitを聞くのが辛かった

ほんといきなりなんなんだって感じですよね、すみません。でも本当なんです。

Sky's The Limit(ここから先はスカリミと言います)は20周年の幕開けとしてふさわしい久しぶりのダンスナンバーです。メンバー全員お揃いの衣装で、ドラマのタイアップもあって、今でも聞くだけで見ていたときの気分が蘇ってきます。

まったくジャニーズに興味がないという男子もこの曲が好きだと言っていましたし、嵐担の友人が「さすが兄さん」と唸っていました。

もちろん私もガシガシ踊るV6を見て「やっぱV6はこれだよなキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とか思っていましたし、前向きになれる曲で大好きでした。

そんなスカリミ露出が落ち着いた頃、私は実世界で壁にぶち当たりました。
自分で言うのも何ですが、結構な進学校に通っていて、毎日課題に終われる日々です。
元々数学が苦手だったのですが、追試にかかってしまいました。苦手だから避けてきたつけが回ってきました。部活も途中からしか参加できなくて同期に責められもしました。
みんなができてる゙努力゙を、当たり前にできてることをできない自分が情けなくて、みっともなくて。

そんなときにスカリミを聞きました。ずっと大好きだったのに、聞いてるうちに辛くなりました。

゙自分の弱さからは逃げられないから゙

大好きな人のパートが1番苦しく感じるようになるなんて。すごく辛かった。
逃げてきた自分が悪いっていたいほどわかってる。分かってるのにできない自分が嫌で嫌で仕方なかった。

何より大好きなV6は辛くても頑張ってるからあんなにも輝いているのに、こんなんじゃファン失格だとか思って、つい最近まであまりスカリミを聞いていませんでした。

そして今日、私はたまたまスカリミPVを見ようと思い、改めて歌詞カードを見ました。

とても驚きました。前につらいと思ったパートの感じ方が変わっていたからです。
私が苦しいと感じていたフレーズは一部でしかないと気づいたんです。

゙焦ることない Take it slow すぐに逃げ出したって 自分の弱さからは逃げられないから゙

今までは「自分の弱さからは逃げられないんだぞ、だから逃げるなよ」ってこう、逃げてはいけないって怒られてるように感じていました。
「~から」ってついてるから何かの理由を述べてるはずなのに、それを考えることもしませんでした。

今になって考えると、「すぐ逃げても、自分からは絶対逃げられないんだから、焦らなくてもいいよ~ゆっくり行こうぜ (´ε`) 」というメッセージなのかなと思いました。

私が井ノ原担だからかもしれませんが、このパートが井ノ原さんでよかったなぁと思うし、井ノ原さんぽいなぁとも思います。

いい曲はどれだけ時間がたってもいい曲だし何度聞いても聞き飽きません。歌詞の受け取り方もそのパートを誰が歌っているかで変わったりもします。その人がどんな人なのかということを、歌は、歌声は正直に映し出すと思います。

私はこの曲を一時期嫌いになったからこそ、こんなふうに考えられるようになったと思うし、嫌いになったものをまた好きになれるって素敵なことだなぁと思います。

長くなりましたが、要するにV6最高ということです。以上です。