私たちはなぜ"ワチャワチャ"に惹かれるのか
"ワチャワチャ"
この言葉は私が嵐ファンになった(10周年のお祭りでやられた)2009年には、結構使われていた気がします。
最近ポポロを買うようになってJr.ページを見ると、この男性同士の関係性が強調されていると感じます。Twitterを見ていると「腐売り」と言われていました。BLのような設定という意味みたいですね。
私はそちらの界隈には疎いのですが、フォローさせてもらってる方が勧めてらしたこの本を読んで、ジャニーズに通ずるものを感じました。
あのひととここだけのおしゃべり―よしながふみ対談集 (白泉社文庫)
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2013/04/26
- メディア: 文庫
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この本にはこうありました。
「BLは本物のゲイではなく、女性が持つ"男同士の関係への憧れ"を叶えているもの」(意訳)
目からウロコでした。
確かにジャニーズは、恋愛関係でも家族でもなく、かといって仕事仲間と割り切るには深い関係ですよね。特殊な関係性。
この本では「閉鎖された世界で生まれるドラマに萌える」ともあって、まさにそれ...!と思いました。
閉鎖された、というのは女性が入れない男性だけの世界。
前にテニミュの感想でも書いたんですけど、テニミュは女性が一人も出てこなくて、声だけなんですよ。おまけに設定は部活だから、上述の特殊な関係性ですよね。
さらに言うと、この本もそうです。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: 文庫
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これはあくまで小説ですし、「女性の考える理想の男子校だ」なんて意見もあるみたいですが、これはまさにジャニヲタ好きなんじゃないかなって思います。
よしながふみさんの本にはこうも書かれていて。
「女性は関係性に萌え、男性は属性や単体のキャラに萌える」
ジャニーズファンの方が物語性を重視するというのは以前書いたので、そちらを読んでいただきたいです。(投げた)
なぜジャニーズでなければならなかったのか
http://arashi-mm.hatenablog.com/entry/2015/06/03/190000
ワチャワチャというものはまさに女性が求めているものだと思うのです。
正直、女性は雌同士の争いがあり、自然にマウンティングが起こる過酷な状況を生きています。
会社では男性ともうまくやっていかなければならない。
大袈裟かもしれませんが、エイジハラスメントとリスクの神様を見ててそう思いました。
そんな中で、自分が入ることがなく、平和で、麗しいグループに惹かれるのかなと思います。
箱庭を眺めているかのような感覚で、穏やかなものを求めて。
最後に私の好きなV6の話をします。
V6は非常に物理的な距離感がおかしいグループです。メンバー全員ケツが大好きです。
そんなV6の最新エピソードでこいつはやべぇと思ったのがこちら!
【Music day レポ】V6歌う前にいのっちが岡田くんのケツを触る。更に坂本くんの襟元を直す仕草をする(ただし襟は何も崩れてない)岡田くんがCM中そんなふざけるいのっち見て笑ってた(笑)
— あやさん✿ (@maspo_88) 2015, 7月 4
V6のスタンバイ中にイノッチが坂本くんのネクタイをふざけながら直してあげてるのを可愛い!って思いながら見てたら、真後ろの岡田氏がそのふたりのやりとりを穴があくぞ!?ってくらいの眼力でガン見してたw
— ミチ (@showtime_dn) 2015, 7月 5
これすごくないですか...?(震え)
井ノ原快彦(39)が坂本昌行(43)のネクタイ直すフリしてるんですよ?どっちもオッサンですよ?
でもこれにときめきまくったんですよね、私。すごく危機感感じました。これっていわゆるBL的なやつですよね?あれ違うのかな?
でもいつものかっこいい、可愛いって言う気持ちとは違う感情だったんですよね。
2次元あがりのジャニヲタとか、ジャニヲタあがりの2次元オタとか兼オタが多いのも納得。
そして二人がお尻叩いて遊んでるのを、当然のように見ている岡田准一(34)、長野博(42)、森田剛(36)、三宅健(36)もやばい。それをまた受け入れてる自分も怖い。
V6はワチャワチャのレベルがおかしいのかもしれないけど、大好きです!(何の話や)
今まで触れてこなかったジャンルの本を読むと新たな発見があって面白いなと思いました!