桜の季節ですね
日差しが暖かく、花見で酒を飲みすぎた大学生の屍が、たくさん転がる季節になりました。
わたしの学校の近くはちょっとしたお花見スポットです。
しかし普段は、ランニングをしている方、徒歩・自転車で通勤・通学の方しかいません。たまに散歩をしている老夫婦、子供連れの家族くらいしかいないのどかなところです。
しかし、春になるとスマホ片手に迷っているマダムの集団、どっから湧いてきたのかというほどの大学生etc...とまぁ、どう考えてもお前らこの辺のやつじゃないだろという方で溢れかえります。
桜の下でワイワイ楽しくお花見をしているだけならのどかな風景です。どうぞ好きなだけお花を愛でてください。となるのですが、ところがどっこい。
この季節になると、フラフラと自転車をこいでいる人、木の下でぐったりしている若者、空き缶、空き缶、空き缶、タバコが増えるのです。所かまわずカメラを構え周りが見えていない人も増えます。
もうなんなのでしょうか。「自分さえよければそれでいい」と思う人間の醜い心がむき出しになります。わたしは穏やかに生きたいんだ。できるだけ汚いものを見ずに生きていきたい。見るんなら自分の醜いところだけで十分なんじゃボケェ!!・・・とまぁこの季節は荒れます。心が荒みます。春はちょっとだけ苦手です。
でも朝は違います。通勤途中のサラリーマンの皆さんは整然としています。グループで迷いながらなんか歩きません。目的地に向かってひたすらまっすぐ歩きます。わたしはそれが好きです。不特定多数のうちのひとり。パズルの一ピースになったような感覚が好きです。
たぶんわたしはめんどくさいのです。こちらを振り向かないとわかっている方が安心する。友人関係も毎日が戦争です。こちらの一つ一つの行動で、何かが変わってしまうから。でもこんなことを言いながら、自分の考えをブログに綴っている。
人間というのは矛盾だらけの生き物ですね。だから面白いです。